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2017年8月29日 更新

ホンダ2馬力船外機BF2Dが一番詳しいサイト

モデルチェンジ

ホンダ2馬力船外機BF2が2016年5月にBF2DK2からBF2DHにモデルチェンジされました。

モデルチェンジといっても、クラス唯一の空冷エンジンによる扱いやすさ、メンテナンスのしやすさや4スト2馬力船外機で最軽量といった特長はそのままです。

その中での主な変更点は、
  • 燃料タンク
  • 燃料キャップ&落下防止ストッパー
  • エンジンカバー
  • エンジン固定ボルト

[1]燃料タンクの容量が1.0Lからクラス最大の1.1L拡大。
[2]燃料タンクが大型化したことにより、キャップも落下防止ストッパーもサイズアップ。

[3]エンジンカバーもタンクの変更により、丸みを帯びかわいらしくなりました。
[4]エンジン本体を固定するボルトを錆びにくいステンレス製に変更。

また、定価の値上げや生産国が日本から中国に変更となりました。

定価の値上げ

[Sシャフト] 108,000円⇒122,000円

[Lシャフト] 117,000円⇒128,000円

(※全て税抜表示となります)

商品の到着から初めての運転まで
1.エンジンオイルの充填 ※出荷状態でエンジンオイルは入っておりません
  • 船外機は工場で試運転を行ってから、輸送中の漏出防止のため、エンジンオイルを再び抜いて出荷しております。ご使用前に必ずエンジンオイルを充填してお使いください。(オイルは完全には抜けず、20mlほどエンジン内部に残留しております。
  • エンジンオイルを入れずにエンジンを始動するのは絶対に行わないでください。
指定エンジンオイル
  • 4サイクルガソリン用エンジンオイルを使用します。
  • ホンダ純正ウルトラU汎用(SAE10W-30) または、API分類でSF・SG級相当のSAE10-30のオイルを使用します。
エンジンオイル容量
  • 上限 250ml (250cc)、 下限 200ml (200cc)
2.燃料を入れる ※燃料はレギュラーガソリンをお使いください。
  • 燃料はエンジンを停止した状態で、火気のないことを確認して給油してください。
  • 通気ノブを左に2〜3回まわして、緩めてから給油キャップを外してください。
  • こぼさないように給油し、給油後は確実にキャップを締め付けてください。
  • 船外機を運搬するときは、通気ノブをOFF(閉じる)の方向に回し、確実に閉めてください。

    ※燃料コックレバーを停止位置にしてください。

    ※燃料の取り扱い上の注意の詳細は取扱説明書27ページに記載されています。

    タンク容量:1.1L

    フルスロットル時の参考燃費:約0.9L/時間

3.船外機の取り付け ※脱落防止を徹底しましょう。
  • クランプの締め付け
    クランプハンドルにてクランプスクリューを確実に締め付けます。締め付けが緩いと船外機が脱落し、操縦不能になり非常に危険です。万が一の場合を想定し、船体と船外機をロープでつないでおくと安心です。
4.エンジンの始動
注意

※ 排気ガスには有害な一酸化炭素が含まれております。屋内など、換気の悪い場所ではエンジンをかけないで下さい。

※ 空冷エンジンですが、危険ですので陸上でのエンジン始動はお控え下さい。

※ 排気系の冷却は水中への放熱によって行なわれています。長時間の陸上運転は故障の原因となりますのでご注意ください。

エンジンのかけ方 [通気ノブの開け忘れにご注意]
カールコードのクリップを非常停止スイッチに取り付け、一方を身体の一部に取り付けて下さい。
[1]カールコードのクリップを非常停止スイッチに取り付け、一方を身体の一部に取り付けて下さい。
給油キャップの通気ノブをON(開)方向に2〜3回まわして緩めます。
[2]給油キャップの通気ノブをON(開)方向に2〜3回まわして緩めます。
燃料コックレバーを運転位置にします。
[3]燃料コックレバーを運転位置にします。
スロットルグリップを始動位置にあわせます。(始動位置の状態で始動します)
[4]スロットルグリップを始動位置にあわせます。(始動位置の状態で始動します)
エンジンが冷えている時や外気温度が低い時はチョークノブを引いて、チョークバタフライを全閉にします。
[5]エンジンが冷えている時や外気温度が低い時はチョークノブを引いて、チョークバタフライを全閉にします。
リコイルスターターグリップをしっかり握り、スターターロープをゆっくり引いて重くなったところで強く引きます。※始動したらゆっくり戻します。
[6]リコイルスターターグリップをしっかり握り、スターターロープをゆっくり引いて重くなったところで強く引きます。※始動したらゆっくり戻します。
エンジン始動後はすぐに走り出さずに、2〜3分暖機運転をします。チョークを使った場合はエンジン回転が安定するのを確認しながらゆっくり元の位置に戻します。
[7]エンジン始動後はすぐに走り出さずに、2〜3分暖機運転をします。チョークを使った場合はエンジン回転が安定するのを確認しながらゆっくり元の位置に戻します。

[走る前に]

※ 必ずライフジャケット(救命胴衣)を着用してください。

※ 海上(水上)ルールを守り、運転中は他船や浮遊物、岩、浅瀬などに注意し、常に監視をしてください。


故障かなと思ったら

2馬力船外機の場合、実際のトラブルのほとんどが燃料系か電気系が原因です。

そしてその多くは取扱説明書をきちんと読むことで防ぐことができます。

このお役立ち講座は、取扱説明書の中から実際に事例が多いものをピックアップし、メーカーサービス担当者からの情報を織り交ぜて説明してあります。

困った時に思い出して点検してみてください。

ただし、深入りしてむやみに分解するのはやめてください。

簡単な点検の次は、必ずお買い上げの販売店に相談してください。

1.エンジンがかからない
●燃料
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
点検 原因 解決方法
キャブレターに燃料がきていない (※1) 燃料タンクにガソリンがない 補給
燃料コックが開いていない 燃料コック レバーを”運転”の位置にする
通気ノブが開いていない(※2) ノブを開く
燃料タンク フィルタの詰まり(※3) 販売店にご相談ください。
燃料ホースの折れ曲がり(※4) 折れ曲がりをなおす
キャブレターに燃料はきている (※1) キャブレターのオーバーフロー 販売店にご相談ください。
キャブレターの詰まり
(※1) (写真1) キャブレターに燃料が来ているかどうかの確認は、ドレンプラグを抜くとすぐにわかります。ドレンプラグはアンダーカウルを下から覗き込むと見えます。キャブレターのフロートチャンバーがこの部分にありますので、通常はドレンプラグを抜くとガソリンが出てきます。出てこない時は異常ありということになります。
燃料は少量であるほど早く劣化します。2馬力は特にタンク容量も小さく燃料ホースやキャブレターなどの部品も小さく繊細なものを使用していますので、劣化してゲル化したガソリンや沈殿物は燃料系統の詰まりなど、直接的な影響がすぐに現れます。 使いかけの燃料を残しておくと夏場などはものの1か月で劣化してしまい、エンジンに悪影響を及ぼしてしまいますので、使わない時には必ず燃料をきれいに抜き取って保管しておくことをおすすめします。

(※2) エンジンがかからないというトラブルで、もっとも多い原因がこちらの通気ノブの開け忘れです。通気ノブが開いていないとタンク内の気圧がさがって燃料がキャブレターに下りなくなってしまいます。揮発性の高いガソリンなので、保管の時は必ず通気ノブを締めなくてはなりませんが、使用時に開けることを忘れずに。

(※3) 燃料タンクフィルターは、タンクの奥底にあり(写真3)、明かりを照らせば所在程度は分かるものの、詰まりの有無までは視認することは困難です。フィルターそのものの点検は取り外さなければできませんので、自信のない方は販売店へ持ち込みされることをお勧めします。

(※4) (写真2)燃料ホースはタンク底からキャブレターへ向かって30センチほどの長さで伸びているのが分かると思います。特に確認するところは、曲がりの部分です。ここでホースがつぶれてしまっていると燃料が流れにくくなります。簡単に治る程度の曲がりであれば良いですが、完全に癖がついてしまっているような場合は交換が必要です。そのようなときは持ち込みをして頂く方が良いと思います。
写真1
写真2
写真3

●電気
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
点検 原因 解決方法
スパークしない
または
スパークが弱い
点火プラグの汚れ(※5) 清掃
火花すき間不良 調整
プラグの破損 交換
高圧コードの電気リーク 販売店にご相談ください。
イグニッション コイル不良
ワイヤ ハーネスの不良
停止スイッチ コードの電気リーク
停止スイッチの戻り不良
点火プラグの締付け不良 点火プラグを確実に締付ける
非常停止スイッチ クリップの取付け不良 クリップを確実に取付ける
(※5) 電気系統のトラブルに関して、本田技研でもスパークプラグを主原因とするもの以外はほとんど報告事例がありません。上記のようにトラブルシューティングにはいくつか項目が挙がっておりますが、イグニッションコイルやハイテンションコードなどの部品トラブルはまずないと考えて良いでしょう。燃料系統に異常なしと判断された場合は真っ先にプラグを確認して下さい。写真Aは良好な状態です。Bは電極消耗、正常な消耗具合ですので、プラグを新しいものに交換すればOKです。C〜Eは異常燃焼の兆候です。発生事例は全くと言って良いほどありませんが、もしこのような状態を発見したら速やかに販売店へ相談して下さい。
2.始動してもすぐ止まる
●燃料
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
点検 原因 解決方法
燃料タンクにガソリンはある ガソリンに水が混入している 販売店にご相談ください。
通気ノブが開いていない ノブを開く
燃料タンク フィルタが詰まっている 販売店にご相談ください。
エア スクリュの開きすぎ
アイドリングの低過ぎ
キャブレターの詰まり
燃料タンクにガソリンがない ガス欠 給油する
3.実際にあった珍しいケース
「始動してもすぐに止まる」原因のほとんどは通気ノブの開け忘れなのですが、ごく珍しいケースで、開き過ぎて通気が悪くなったことがあります。通気ノブを回しすぎてしまうとごく稀に通気孔が塞がってしまうことがあります。取扱説明書に書かれているように2〜3回回すだけで十分です。

もうひとつ、珍しいケースですが、船外機をチルトアップし過ぎて燃料が回らなくなり、エンジンが停止してしまうということもありました。燃料ホースを見て頂くと分かるのですが、燃料タンクから落ちた燃料はポンプを介さずに重力だけでキャブレターへ向かいます。キャブレターの位置が相対的に高くなると燃料が回りにくくなり、タンクの残量次第では燃料が届かなくなり、エンジン停止してしまいます。取扱説明書の「船外機の正しい取り付けかた P21-24」を参照し、正しい角度で取り付けるように心がけてください。ゴムボートで充気が不十分だった場合にも同じ現象が起きた事例があります。チルトアップし過ぎている状態でなくとも、ボートがたわんでいる状態では船外機が傾いてしまい、上記と同じような状態になってしまいます。ゴムボートの場合は充気圧にも気をつけましょう。
※ワンポイントアドバイス
1.エンジンオイル

「始動してもすぐに止まる」原因として取扱説明書のトラブルシューティングには書かれていませんが、是非とも皆さんにお願いしたいことがあります。 それは「オイルを入れ過ぎない」ことです。 2馬力の場合は容量が少ないのでうっかりしているとつい入れ過ぎてしまうことがあるのですが、オイルが多すぎて燃料系統に回ってしまうと、 白煙をモクモクと上げ、アイドリングが不安定になったりエンジンが停止してしまうことがあります。 オイル量の既定値はご存じのとおり、点検窓の上端ですが、2馬力船外機は意外とオイルを消耗しています。面倒でも毎回点検し、 減った分を補うようにしていくと良いと思います。また、船外機の置き方も正しく守るようにお願い致します。 横倒しで置く場合にティラーハンドルを上にむけるのは部品の保護を目的とする面もありますが、 キャブレターに燃料やオイルが回り込まないようにすることも重要な目的です。
2.ギヤオイル

過去にあったその他のトラブルをご紹介していきましょう。 ギヤオイルに水が混入すると白濁するのですぐにわかります。 原因はほぼ100%パッキンの傷みです。 ギヤオイルのパッキンは、ギヤオイルを交換する度に新しいものに変えておくようにしましょう。 値段も100円くらいなので、ギヤオイルと一緒に買っておくと良いです。
3.オイルドレンスクリューの頭をつぶしてしまった

特にエンジンオイルのドレンスクリューは出荷時に固く締められており、サイズの合ったドライバーを使用しないと力が入らずに、 ネジ頭を傷めてしまいます。同梱されている工具ではまず無理だと思います。 完全に舐めてしまうとかなり面倒なことになりますので、最初の交換をする時にはキチンとサイズの合ったマイナスドライバーを用意することをおすすめ致します。
※ネオネットマリン担当者からお願い
  • 万一修理が必要になった時に備えて購入時の段ボールは保存しておくとよいと思います。ありあわせの段ボールではなかなかこのサイズのものを入れられるような大きさのものは見つかりませんし、もしあったとしてもしっかりと固定することができずに、輸送時の破損事故など2次被害を招くこともあります。
  • 商品を発送する時にはオイルとガソリンをしっかりと抜いてティラーハンドル側(キャブレター側)を上にして置くことを忘れないようにお願いします。キャブレターが下側になるとエンジン内のオイルがキャブレターに流れ込んで、量によっては漏れてくることもあります。オイルやガソリンが漏れると運送屋さんに迷惑がかかるだけでなく、オイル自体がキャブレターに回ってしまうとそれだけで不調を招くこともあり、現象を正しく再現できないことがあります。

トラブルお問合わせ事例
ホンダ2馬力船外機 トラブル&問い合わせ事例集

これまで頂いたよくあるお問い合わせをまとめました。

同様の症状がありましたら、ご参考にして下さい。

但し、整備はお客様では行えないものもあります。その場合は、当店にて点検/修理を行いますので、お気軽にご連絡下さい。

▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
■ケース[1]
症状 アンダーカバー付近にエンジンオイルがにじむ
不具合内容
(発生した不具合)
吸気ダクトからオイルが漏れている
原因
(なぜ起きたか)
・オイルの入れ過ぎ
・指定方向以外での横倒し保管
点検/調整/交換 箇所 ・オイル量の点検
・エアガイド、ブリーザーチューブの清掃
補足・備考
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
■ケース[2]
症状 エンジン回転数を上げようとするとエンストする
不具合内容
(発生した不具合)
アイドル回転が低い
原因
(なぜ起きたか)
規定2000±100rpmに対し、約1500rpmと規定より低い。
(スロットルストップスクリューの調整不良)
点検/調整/交換 箇所 ・スロットルストップスクリューの調整
・アイドル時のエンジン回転数の確認
補足・備考 パイロットスクリューの前にスロットルストップスクリューの確認をして下さい。
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
■ケース[3]
症状 エンジンオイルドレンボルトが固くて取れない
不具合内容
(発生した不具合)
エンジンオイルドレンボルトの溝がなめてしまう
原因
(なぜ起きたか)
ドライバーとネジの溝とのサイズが合っていない。
(付属の工具もサイズが小さい)
点検/調整/交換 箇所 ・エンジンオイルドレンボルトの交換
補足・備考 ネジの溝に合うサイズのドライバーをご用意下さい。
詳細は 『ネオネットマリンオフィシャル ブログ』 でご紹介しています。

同梱の工具だけでできるメンテナンス
ホンダ2馬力船外機 同梱の工具

船外機本体には、日常メンテナンスを行うのに最低限必要なツールセットが同梱されています。下の表はサービスマニュアルに掲載されている定期点検項目の一覧ですが、同梱工具だけでもほとんどの点検項目が実施できます。 船外機を長くお使いいただくために、必要なメンテナンス方法は覚えておきましょう。
←この色の項目は同梱工具だけで点検・交換が可能です。 今回は10時間運転後または1ヵ月後の最初の点検で必要になる項目を解説します。


▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
点検項目 作業 使用毎 10時間運転毎
または初めの1ヶ月目
50時間運転毎
または6ヶ月毎
150時間運転毎
または12ヶ月毎
1 アノードメタル 点検 - - -
2 スターターロープ 点検 - - -
3 エンジンオイル 点検 - - -
交換 - -
4 ギヤケースオイル 点検 - - -
交換 - -
5 スパークプラグ 清掃、調整 - -
6 タペット隙間 点検、調整 - - -
7 フュエルタンク、フィルタ 清掃 - - -
8 フュエルチューブ 点検 2年毎
交換 4年毎
9 アイドリング 点検、調整 - - -
10 クラッチシュー、アウター 点検 - - -
11 スイベルケースライナー、ブッシュ 交換 3年毎
12 ウォーターシール 交換 3年毎
13 各部の給油、グリス塗布 給油、塗布 - -
14 各部締め付け 点検、増締め - -
15 プロペラ、割ピン 点検 - - -
1.アノードメタルの点検
1. アノードメタルの点検
アノードメタルはギヤケースについている亜鉛製の部品です。目視で点検を行い、元の状態から半分くらいの体積にまで減っていたら交換が必要です。

アノードメタル 41106-ZV4-650

交換時に必要な工具  スパナ

2.スターターロープの点検
2. スターターロープの点検
スターターロープを引き出して、ほつれ・擦り切れがないか点検をします。必要なら交換をします。

スターターロープ  28462-ZW6-003

交換時に必要な工具  スパナ、プラスドライバー

3.エンジンオイルの点検、交換
3. エンジンオイルの点検、交換
オイル点検窓でオイルレベルを確認します。エンジンを停止し、船外機を垂直の状態で行います。オイルが少ない場合は補充を、汚れている場合は交換をします。オイル交換を行う場合はドレンボルトのシーリングワッシャもしくはパッキンOリングも同時に交換します。

ホンダ純正4サイクルオイル1L  08226-99951
ホンダ純正4サイクル200ml  08211-99959


<オイル交換時>
エンジンオイルシーリングワッシャ8mm
90471-580-000 (フレーム号機BZBF-2054150以前のモデル)


エンジンオイルパッキンOリング6.9×1.5
91325-P4V-003 (フレーム号機BZBF-2054151以降と、BAAC-100001以降[BF2DH]のモデル)


交換時に必要な工具 マイナスドライバー

4.ギヤオイルの点検、交換
4. ギヤオイルの点検、交換
ギヤオイルレベルチェックボルト、オイルドレンボルト、ワッシャを外してオイルを抜き取ります。ギヤオイルに水が混入しているとオイルが白濁(乳化)します。水が混入している場合はパッキン、ウォーターシールの損傷とギヤケースの締め付けを点検します。

ホンダ純正ギヤオイル 08CGZ-X010L0
ナイロンワッシャ 90507-921-000(BF2DH以前モデル用)
ナイロンワッシャ 90507-ZVA-000(BF2DHモデル用)

交換時に必要な工具 マイナスドライバー

5.スパークプラグの清掃、調整
5. スパークプラグの清掃、調整
エンジンカバーとプラグキャップを取り外して、付属のプラグレンチを使用してスパークプラグを取り出します。プラグクリーナーまたはワイヤブラシで電極のカーボンを落とします。

NGKスパークプラグ  CR4HSB(BF2DH以前モデル用)
NGKスパークプラグ  LR4C-E(BF2DHモデル用)

交換時に必要な工具  プラグレンチ
点検・調整時にあると良い工具  プラグギャップゲージ、
   プラグクリーナー

6.給油とグリスアップ
スロットルケーブルジョイント
[1]スロットルケーブルジョイント
スロットルケーブルジョイント(キャブ側)・チョークロッドジョイント
[2]スロットルケーブルジョイント(キャブ側)・チョークロッドジョイント
スターンブラケットナット、スラストラバー
[3]スターンブラケットナット、スラストラバー
スイベルケースボルト・チルトロックアーム
[4]スイベルケースボルト・チルトロックアームシャフト
ステアリングハンドルピボット
[5]ステアリングハンドルピボット
スターンブラケットクランプボルト
[6]スターンブラケットクランプボルト
スイベルケース
[7]スイベルケース

7.各部の増し締め

エンジンブロックに使用されているボルト・スクリューにはそれぞれ規定トルクがあり、トルクレンチが必要です。各所の規定トルクはサービスマニュアルをご参照下さい。

上記13項の2〜6の部分には規定のトルクがありませんが、緩みが出ていないか点検をしておきます。

8.プロペラ、割りピンの点検
8. プロペラ、割りピンの点検
[プロペラ]
割れ、欠け、異常磨耗がないか確認をします。異常があれば交換をします。
[割ピン、シャーピン]
プロペラを取り外したら割ピンは交換します。シャーピンに変形などないか確認をします。

プロペラ → 58130-ZV0-841ZB

割ピン → 90757-ZV0-000(BF2DH以前モデル)

割ピン → 94201-30402(BF2DHモデル)

シャーピン → 58131-ZV0-000

交換時に必要な工具  プライヤー


保管時の注意事項
  • ガソリンは自然劣化しますので、長時間ご使用にならない場合は、必ず抜き取って下さい。
    ※ガソリンの劣化は、再使用時の始動不良など、不具合の原因に繋がります。
    ※ガソリンの抜き取り方法の詳細は取扱説明書をお読みください。
  • エンジンを長持ちさせるため、来るべきシーズンに備え、保管時にはメンテナンスを行なっておくことをお薦めします。
  • 製品の不調やトラブルにつきましては、弊社にてお取次ぎを行います。お近くにHONDA汎用機サービスショップがない場合でも、弊社にて修理受付を致します。場合によっては、船外機を弊社まで送ってもらうこともありますので、可能な限り梱包箱を保管しておくことをお勧めします。

アフター部品と消耗品

●部品及び消耗品の購入について

HONDA純正部品についても弊社にて購入することが可能です。純正部品お問合せの際は号機番号・モデル型式の確認を事前にしておくことをお薦めします。

スペック
■ホンダ2馬力船外機BF2DH主要諸元
▼下記表を横にスクロールしてご覧下さい。
BF2DH トランサムS トランサムL
エンジン型式 4ストローク単気筒立軸形ガソリン
(OHV)
4ストローク単気筒立軸形ガソリン
(OHV)
総排気量(cm3) 57 57
ボア×ストローク(mm) 45×36 45×36
推奨回転範囲(rpm) 5,000〜6,000 5,000〜6,000
最大出力[kW(PS)/rpm] 1.47(2)/6,000 1.47(2)/6,000
燃料供給装置 キャブレター キャブレター
冷却方式 強制空冷 強制空冷
点火方式 トランジスタ式マグネット点火 トランジスタ式マグネット点火
始動方式 リコイルスターター リコイルスターター
排気方式 水中排気 水中排気
標準プロペラ
[翼数・直径×ピッチ(in)]
3・7-1/4×4-3/4 3・7-1/4×4-3/4
全長×全幅×全高(mm) 412×285×956 412×285×1,109
トランサム高(mm) 418 571
乾燥重量(kg) 13.6 14.2
2馬力船外機の当店売れ行き実績No.1のおすすめポイント!
【クラス唯一の空冷タイプ】
2馬力で空冷を採用しているのはホンダだけです。空冷はエンジン内部に水を取り込まないためエンジントラブルがほとんどありません。トラブルの多くは電機系か冷却系なので、そのひとつの原因がないのは大きな長所です。水冷の場合、利用した後にその都度、冷却系統のフラッシングが必要となりますが、それがいりません。
【軽量で持ち運びに便利】
空冷は水冷よりエンジン構造がシンプルにできているので競合機種内ではトップクラスの軽さ(13kg)です。特に脱着や運搬の多い小型船外機では重要な要素です。キャリーハンドルの位置にも工夫がされています。ハンドルを持って腕を下げても足に触れるのはカウルの部分なので、服を汚す心配はありません。

ホンダ2馬力船外機の修理
当店では他店で購入した船外機でも修理を承りますのでお気軽にご相談下さい。
(※ただし、基本的には購入した販売店に修理を依頼した方がなにかとお客様にとってもメリットが大きいと思います。)
電話番号:0564-56-1000
注意点

※ 他店で購入したお客様につきましては、保証修理は原則としてお受けできません。

※ 船外機本体は当店に持ち込んで頂くか、宅配便等で発送して頂きます。往復の送料はお客様負担となります。

※ 検査、見積もりのみの場合でも有償となる場合がございます。


ミニボートの基礎知識

日本舟艇工業会制作

国土交通省 海事局監修


ネオネットマリン(株式会社ジェイエスピー)は舟艇工業会正会員・ミニボート安全委員会のメンバーです。


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