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水上でのプロペラ交換

2005年8月25日
スペアプロペラのすすめ
自動車にスペアタイヤを常備するように、船にも一つプロペラのスペアを用意しておくように、よく言われますが、それだけで安心かというとそうでもないようです。
緊急事態というのは陸ではなく水上で起きるもの。水上での交換作業は陸上の3倍からの時間がかかるといわれ、馴れた人でもかなりの困難を伴います。いざというときに落ち着いて対処できるよう、普段から訓練をつんでおきましょう。
プロペラ交換に必要な道具
・プロペラナットを外すプロペラレンチ
・タブワッシャーや割ピンを曲げるためのプライヤー
・プロペラを固定する角材など
・プロペラシャフトに塗る耐水グリス

必要なものはたったのこれだけです。
水上での作業に、プロペラを固定するための枕木はなかなか用意できないかもしれません。その場合は、シフトを後進に入れておけばプロペラシャフトの回転を固定する事ができます。
落水にご注意を
電蝕
水上での作業は常に落水の危険と隣り合わせ。船外機でもチルトアップすれば水上にプロペラを出すことができますが、プラットフォームがなければ困難です。たとえあったとしてもかなり無理な体勢での作業になることは間違いありません。船内外機なら、間違いなく水中での作業となります。
そんな無理な体制の中で、工具やナット・ワッシャーなどを海に取り落としたら、もうアウト。そのままレスキューを呼ぶしかありません。スペアを用意するのであれば、プロペラだけではなく、ナットやスペーサー・タブワッシャー類も一緒に用意しておくのに越した事はありません。また、工具には落水に備えて必ず尻手紐をつけておきましょう。
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