更新日:2026年03月05日
HANT カヤックTarpon(ターポン)300に魚探を取り付けてみよう!
エンジン付きのボートのように速く、遠くに行くことまでは出来ませんが、パドルだけでも軽快にスピードが出せるのでここ最近のフィッシングスタイルの1つとして注目も高まっています。
そんな中、ネオネットマリンでもいよいよHANT カヤックが販売開始となりましたが、今回はこれからカヤックフィッシングを始めようという方に、あったら便利な釣りのアイテム「魚探(魚群探知機)」をHANT カヤックTarpon(ターポン)300を使って紹介していきたいと思います。
1.魚探を選ぼう
カヤックでは魚探を取り付けできる箇所が限られています。また転覆する可能性もあるため大型で値段の高い高機種の導入はリスクが高いため、特にビギナーはやめた方がいいでしょう。
その次に防水性能が求められますが、小型サイズの魚探は水滴やスプレー(粉末)が付きやすい小型ボートでの利用ケースが多く、ほとんどの製品はその条件下での利用できるよう一定の防水性は有しているため気にするほどではありません。
(※但し、いくら防水性能を有していても水没や海水が付着したままだと故障の原因となるため使用後のメンテナンスは必ず行ってください。)
今回はネオネットマリンで取り扱う魚探の中からカヤックフィッシングに向いた機種をサイズの小さい順からオススメのポイントをご紹介します。
GARMIN STRIKER Plus 4(ストライカープラス4)
液晶サイズ:4.3インチ
液晶解像度:272x480ピクセル
消費電力:2.8W(12V 0.23A)
ベース形状:ラウンド(丸)型
魚探出力:200W
付属振動子:DualBeam(2周波) 77/200kHz
オススメ水深範囲:0~80m
クリアビュー非対応
海岸線データ非搭載
SDカードスロットなし
日本語メニュー非対応(英語メニュー)
等深線描画対応(Quickdraw contours)
STRIKER PlusはGPS衛星から座標を取得、現在地を表示する機能はありますが本機には海岸線地図データは搭載されていません。そのために購入初めの頃は何もないマップ上にボートのマークがぽつんとあるだけですが、等深線(海の深さを示す線)を収録保存する機能【Quickdraw contours(クイックドローコンターズ)】があり、使い続けていくことで、次第に海底地形図が広がるため魚が住み着きそうなエリア予想の助けをしてくれます。
メニュー表示は日本語に切り替え出来ない(英語表示)ため操作に慣れる必要がありますが、お値段も手ごろなのでとりあえず初めて使う魚探としてオススメです。
GARMIN STRIKER Vivid 4cv(ストライカービビッド4cv)
液晶サイズ:4.3インチ
液晶解像度:272x480ピクセル
消費電力:4.8W(12V 0.40A)
ベース形状:ラウンド(丸)型
魚探出力:300W
付属振動子:GT20-TM 77/200kHz
オススメ水深範囲:0~80m
クリアビュー表示対応(使用振動子による)
海岸線データ非搭載
SDカードスロットなし
日本語メニュー非対応(英語メニュー)
等深線描画対応(Quickdraw contours)
クリアビュー機能は漁礁や構造物など海底状況の判断に特化した機能です。モノクロ写真を横から映したような映像で表現してくれるため、これまでの通常魚探(2D魚探)では分かり難かった沈船や漁礁といった物が対象の輪郭まではっきりと捉えられることができ、新しい釣りのスポット探索に利用できます。
STRIKER Plus 4同様に英語メニューになります。
GARMIN STRIKER Vivid 5cv(ストライカービビッド5cv)
液晶サイズ:5インチ
液晶解像度:800x480ピクセル
消費電力:4.8W(12V 0.40A)
ベース形状:ラウンド(丸)型・スクエア(四角)型
魚探出力:500W
付属振動子:なし(別途購入が必要)
オススメ水深範囲:0~400m(使用振動子による)
クリアビュー表示対応(使用振動子による)
海岸線データ非搭載
SDカードスロットなし
日本語メニュー対応
等深線描画対応(Quickdraw contours)
STRIKER Plus(Vivid) 4cvと同じく地図は搭載されていないモデルですが、5インチサイズから日本語表示に対応し、横型の画面は地図画面と魚探画面を2分割表示にしても使いやすくなっています。
振動子が別売りで表示の価格より高くなりますが、カヤックフィッシングであれば価格の安い振動子でも十分にご利用いただけます。少し大きな画面を低コストで揃えたいといった方にオススメです。
HONDEX PS-610CII
液晶サイズ:5型ワイド
液晶解像度:272x480ピクセル
消費電力:3.6W(12V 0.30A)
乾電池駆動(単三乾電池×8)
ベース形状:スクエア(四角)型
魚探出力:100W
付属振動子:TD04A 200kHz単周波
オススメ水深範囲:0~80m
GPS、地図非対応
日本語対応
こちらの製品の最大の特徴は乾電池で使える点で、外部バッテリーを用意しなくて良い点が一番に挙げられます。魚探出力は100Wと弱く、また200khzの単周波発信のみのため水深が深い海域では苦手としますが、カヤックフィッシングでも十分に活用でき、また操作パネルも国産だからこそ分かりやすい配置となっているため機械を苦手とする方にオススメです。
HONDEX PS-611CNII
液晶サイズ:5型ワイド
液晶解像度:272x480ピクセル
消費電力:3.6W(12V 0.30A)
乾電池駆動(単三乾電池×8)
ベース形状:スクエア(四角)型
魚探出力:100W
付属振動子:TD04A 200kHz単周波
オススメ水深範囲:0~80m
GPS地図対応(全国詳細地図搭載)
日本語対応
海岸線、浮標物、漁礁、等深線といった全国詳細地図データが搭載されており、この価格帯にしては詳細な地図情報に加え、等深線図も搭載されているため、購入してすぐに使える機種として人気のある魚探です。
PS-611CNIIからディープ仕様としてTD25振動子のセット品も発売、水深に合わせて切り替えて利用することが可能となりました。
HONDEX HE-601GPIII
液晶サイズ:5型ワイド
液晶解像度:480x272ピクセル
消費電力:3.6W(12V 0.30A)
ベース形状:スクエア(四角)型
魚探出力:300W
付属振動子:TD03 200kHz単周波
オススメ水深範囲:0~100m
GPS地図対応(全国詳細地図搭載)
日本語対応
乾電池仕様ではないのが残念ですが、オプション品のUSB電源ケーブル(別売り)を使えばモバイルバッテリーから電源を取り出すことができるため持ち運びがししやすいモデルです。
またPS-611CN、PS-610Cより魚探出力が高くなっているため、前述のPS-610C、PS-611CNIIの2機種より深めの海域に行かれる場合にオススメです。
GARMIN ECHOMAP UHD 62cv(エコマップUHD62cv)
液晶サイズ:6.2インチ
液晶解像度:800x480ピクセル
消費電力:12W(12V 1.00A)
ベース形状:ラウンド(丸)型・スクエア(四角)型
魚探出力:500W
付属振動子:なし(別途購入が必要)
オススメ水深範囲:0~400m(使用振動子による)
クリアビュー表示対応(使用振動子による)
海岸線データ搭載(ワールドワイドマップ)
SDカードスロット:1か所
日本語メニュー対応
等深線描画対応(Quickdraw contours)
UHD振動子というのは特にバスフィッシング向けの振動子になりますので、シーカヤックで利用される機会は少ないのですが、カヤックでバスフィッシングを楽しまれる方には是非GT24UHD-TM振動子と一緒にご検討ください。
ECHOMAP UHDシリーズのこれより大きなサイズに7インチ9インチがありますが、7インチからはタッチパネル式となってお値段も跳ね上がりますので、もしカヤックでガーミンを考えるならここまでが検討できるラインではないでしょうか?
2.GPS魚探の取り付け
Tarpon(ターポン)300

装着例(ECHOMAP Plus45cv)▽
※この方法はスクウェアベースにのみ対応しています。
装着例(HE-601GPIII)▽
3.振動子の取り付け
Tarpon(ターポン)300
手順
・プレートの裏面を振動子の接着させる場所を決め、接着予定の周辺をマスキングテープを貼る・接着予定の面をサンドペーパー(240番くらい)で表面の凹凸をなくす
・脱脂剤(シリコンオフなど)で油分、水分、汚れをきれいに取り除く
・コーキング剤を空気が入らないよう振動子の底面に塗り広げる
・コーキング剤が厚くならないよう気を付けながらプレートに密着させる
これはクリアビュー(ダウンイメージ)、サイドビュー(サイドイメージ)といった、よりリアルな映像を映し出す機能に不可欠な形状ではありますが、これを上記と同じくコーキング剤で付ける方法はせっかくの高品質な映像が劣化してしまう結果になりオススメが出来ません。
これらの振動子の付け方としてはプレートにネジ穴とケーブルを通す穴をあけ、振動子はプレートの下に取り付けをします。
手順
・振動子に付属されているトランサムマウントを、カヤックのプレートに当て、ネジ穴の位置、ケーブルの穴の位置をペンで印をつける。・ネジ穴は5m位、ケーブル穴は25mm位でドリルを使い穴をあける。
・開けた穴からケーブルを通し、上面からビスネジで振動子を固定する。(ビスはM4を使用)
4.総評
今回HANT カヤックTarpon(ターポン)300の魚探の取り付け方を紹介しましたが、とはいえ艤装のアイテムは当店も知らないメーカー・製品も数多くあり、これが必ずの正解というわけでもありません。
人の好みや使い方によっても様々なので、一つの参考例としていただければ幸いです。
カヤックはたとえ熟練者であっても転覆とは常に隣り合わせである事を理解しておく必要があります。
ライフジャケットの着用はもちろんのこと、波風が強くなれば即中止をして帰港するなどして安全重視の判断を心掛けてくださいね!













