とっても簡単!!プロペラ注文
2016年7月更新
プロペラ注文に特別な知識は不要ですが・・・。 |
「××というメーカーの△△という船なんだけど、これに合うプロペラを送ってくれ!」 と言うのが一番多いパターンです。この場合、プロペラを選ぶ手がかりがありません。 「ヤマハの70馬力が乗っている船だ。これでわかるだろう!」 これでもまだ足りません。あとちょっとです。 「ヤマハの70馬力、70BETOの型式は6H3、13X23ピッチのメーカー純正プロペラを1つ。」 パーフェクトです。完璧です。ここまでできるとプロ級といえます。ショップからの注文電話でも、ここまで完璧なのをまず聞くことはないです。ネオネットマリンでは昨年、片手ほどいました。 こう書くと、難しい専門用語を喋っているように聞こえるかもしれませんが、実は船外機やプロペラに書かれていることばかり。見れば誰にだって同じことが喋れるようになります。 今回は再び基本編として注文の前に何が必要なのか、詳しく説明をしていきたいと思います。 |
船外機を見る。 | |||||||
船外機には、ブラケット付近に必ずその船外機の情報を記載したプレートが貼り付けられています。写真はヤマハとマーキュリーの船外機ですが、スズキにしてもホンダ・トーハツも全て、プレートはこのブラケット付近に貼られています。外観から目視しやすい箇所、かつ腐食などの影響を受けにくいからだそうです。
詳細を見てみましょう。
ヤマハの場合、プレートにはこのような情報が記載されています。 電話口で、「モデルと型式を確認して下さい。」と言われたら、 「F100AETの67F」と答えればOKです。さらに製造番号を聞かれたら、「1003272」と答えます。
続いてマーキュリーです。マーキュリーも必要な情報は同じですが、製造番号(シリアル)が分かっていれば、ネオネットマリンではモデルまで一発で検索できます。シリアルがない場合はモデルと年式が必要です。
2モデルのみ紹介してみたのですが、他のメーカーでも大事なことは全部このプレートに書かれています。こう言うと完璧です。 「マーキュリーの船外機で2004年式の5馬力、モデルはME5M、製造番号は0T722472です。」
何が必要で、何が不要なのかわからない、という場合は書いてあることを全部伝えてくれればいいです。 |
プロペラの情報はまずプロペラを見ること。 |
プロペラには、プロペラを注文する際に欠かせない情報(ダイヤとピッチ)が書かれています。ただし、プロペラを作っているメーカーによって、記載方法はいろいろ違いがあります。記載場所、方法にはいろいろ違いがあります。どの情報が必要かわからない場合、プロペラ情報を全て書き写しておいて下さい。 |
まとめ |
プロペラの注文に必要な情報をまとめると、以下のようになります。 1.ドライブ方式船外機ORスターンドライブ? 他にシャフト船(船内機)やジェットポンプなどの種類もあります。 2.船外機やスターンドライブの情報 (船外機のブラケット部分を見る)メーカー・モデル・年式・シリアル番号などメーカーとモデルは必須。シリアル番号など調べる方法を知っていると純正部品の注文も間違えずにできるようになります。 3.プロペラの情報 (プロペラを見る)ダイヤ・ピッチ・回転方向・シャフト径(シャフト船の場合のみ)などプロペラ一度は必ず見ておくと良いでしょう。 |