正しいプロペラ使ってますか?
2005年2月18日更新
こんな症状でお困りの場合は、プロペラの交換を検討してみましょう。
- トップスピードがものたりない、加速感が不満だ。
- 燃費が悪い。
- ウェイクをするためにウェイトを積んだらプレーニングしなくなった。
- ハンドリングが重い、不快な振動がある。
プロペラの特性を決めるダイヤとピッチ。
プロペラの特性はダイヤ×ピッチで表されます。ダイヤとはプロペラの直径のことをいい、ピッチはプロペラ1回転で進む距離を表しています。メーカーや馬力によって違いますが、プロペラにはピッチを初めとして、ダイヤ・品番などの情報が打刻されています。プロペラ購入の前に、一度確認をしておくことをお勧めします。
マッチングの目安WOT(ワイドオープンスロットル)について
エンジンの取り扱い説明書には全開状態(ワイドオープンスロットル)での推奨範囲内の回転数が必ず示されています。船外機は自動車と違い、目的地に到達するまでの比較的長い時間をフルスロットルで走行するものです。WOT回転が推奨値に収まっているかどうかは、エンジン寿命のためにも、非常に重要なことです。説明書をよく理解し、必ず守りましょう。
WOT調整の目安
- プロペラピッチを1"増大するとWOT回転数は150〜200rpm減少します。
- プロペラピッチを1"減少するとWOT回転数は150〜200rpm増大します。
- 3枚ブレードから4枚ブレードに変更すると同ピッチの3枚ブレードに比べ50〜100rpm回転数が減少します。
数字を見るのは少し慣れが必要ですが、
- エンジンが回り過ぎている場合はピッチを上げる
- エンジンが回らないときはピッチを下げる