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プロペラのトラブル[プロペラの電蝕編]

2015年3月更新
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電蝕とは
写真はヤマハ70馬力の船外機ですが、フィンの前の方が虫に食われたように溶けているのがわかります。これが電蝕です。
ボートオーナーならジンクアノードを定期的に交換しなければいけないことはご存知かと思います。
もし、このジンクがなければプロペラやギヤケースがこんなふうに溶けてしまいます。だから高価なプロペラやギヤケースがダメにならないよう、こまめにジンクアノードの点検・交換を行いましょう。
ステンレスプロペラは要注意!
電蝕に比較的強いとされるステンレス製のプロペラですが、ジンクの消耗はアルミペラを使用しているときよりも激しくなります。 電蝕作用というのは2種類の異なる金属が電解水(海水)に浸されることで発生するのですが、アルミよりもイオン化傾向の低いステンレスが同居することで、今度はアルミからステンレスに電気が流れるようになり、船外機のアルミ部材が電蝕の影響を受けやすくなるのです。プロペラをステンレスに換えたときは、特に電蝕対策に気をつけて下さい。
ブロンズパーツも要注意!
ボートのドレンプラグやインボードシャフト船で使われている軸受けやラダーなどのブロンズ材は銅と亜鉛の合金。ミクロ単位で見れば、銅と亜鉛を同時に海水に浸しているようなものですから、亜鉛が抜けてスカスカのスポンジ状になってしまいます。ブロンズプロペラをつけているシャフト船ではプロペラの前と後ろ、ラダーを挟むようにもう1つと、かなり神経質に電蝕対策に気を使っている人も見えます。
ジンクの点検
見た目に3分の2以上形が残っていればOKです。写真のものはまだしばらくは大丈夫でしょう。ジンクは直近の金属にしか効果を表さないので船外機やドライブのいたるところに付いています。取扱説明書などを読んで、どの部分にジンクが取り付けられているのかを予め知っておく必要があります。気付かずに放置しておくと、虫歯のようにジワジワと進行して神経に達するように、船外機本体や重要な金属パーツに電蝕が及んでしまい、結構つらい目に合います。
マークルーザーアルファワンドライブ用ジンクはこれだけあります。
18-6093 ベアリングキャリア
ALPHA ONE ドライブ
28130 ジンクプレート
ALPHA GEN2/BRAVO
28131 ジンクプレート
ALPHA ONE GEN2
ギヤケースの中で普段はプロペラの裏に隠れているため、普段は見えません。ベアリングや大切なギヤとギヤケースを守っています。ジンク交換は全箇所一斉にするのが基本。見えない部分でも忘れずに。
ジンバルハウジングの下に付いています。ドライブを下から覗くと見ることができます。写真の上面が取り付け面なので少し違った形に見えます。デリケートな部分なので表面積を増やすためにこんな形をしていますが、下から見ると平坦です。
ドライブのアッパーケースを守るプレートタイプのアノードです。目に付きやすい場所なので忘れることは少ないと思います。
28592 トリムシリンダ
ALPHA ONE
28128 トリムタブ50HP用 28129 トリムタブ
80-140HP用
パワートリムシリンダの先端に付いています。1台に2ヶ必要です。
プロペラの上についています。
ボート進行方向の左右の偏りを調整する他、アノードとして使用します。

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