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プロペラのトラブル110番

2016年7月更新
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<ハブのスリップ>
船外機やスターンドライブのプロペラには一部のモデルを除いてハブにゴムが圧入されています。このゴムのブッシュはシフト時のショックや万一の座礁・流木などへの衝突の衝撃から、高価なプロペラシャフトやギヤを保護するためのものです。
スリップするとどうなる?
長年使い古していたり、浅瀬で擦ったりした場合などに、時々ハブのスリップが発生します。アイドリングプラス程度のスピードなら、プロペラナットを締め付ければ何とか前に進みますが、加速してプレーニングしようとすると、空回りしてしまいます。経験を積み重ねたベテランのドライバーでさえハブをスリップさせてしまうことがあります。プロペラレンチはボートに1つ、必ず常備しておきたいものです。
ハブの種類
ラバーブッシュ式
ラバーブッシュ式
各社純正プロペラやソラスのアミタシリーズで採用されている、最もよく見かけるタイプです。
ラバーブッシュは滑らせても交換することができますが、圧入するのに特殊な器具が必要で、修理をするのに大体アルミプロペラの新品を購入するのと同じくらいの金額がかかってしまうので、ほぼ使い捨てになります。。
ステンレスプロペラであれば、本体が高額ですので修理するメリットがあります。
スプリングトーション式
ソラス独自の交換式ハブシステムです。ハブがスリップする際にスプリング内部のトーションロッドがつぶれることで衝撃を吸収します。また滑った後もつぶれたスプリングがひっかかるために、アイドリングスピードでの航行は可能なので、無事に帰港することができます。程度が軽ければスプリングトーションだけの交換ですみますが、スリップした後に無理な走行を繰り返すと、プロペラボスの内壁及び、アルミスリーブがえぐられて全交換ということもあるそうです。
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