ホンダの2馬力はクラス唯一の空冷エンジン。
空冷エンジンは何がすごいのか?
船外機には通常、冷却水を汲み上げるインペラと言う部品があるんですが、ゴム製の、とても壊れやすい消耗部品なのです。そんな部品ですが、一年に一度くらいは定期交換をしないと、エンジンの焼け付きなどの大事に至るほどの重要な部品でもあります。
空冷エンジンには、インペラが要りません。
それだけでかなりすごいことなんです。数百円の部品ですが、必ず定期的に交換しなければならない部品が一つ少ないというのは、それだけで大きなアドバンテージといえます。
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左:ホンダBF2 |
右:ヤマハF2AMH |
しかし良いことばかりでもありません。空冷式エンジンは、エンジンブロックを冷却するためにたくさんの空気を内部に取り入れる必要があります。写真を見ても判るように、空気の取り入れ口が大きく開けられていて、実はここからエンジンの音がダイレクトに聞こえてくるのです。
エンジンカウルを開けてみるとすぐに分かるのですが、ホンダは空気をたくさん取り入れなければならないので、空間がたくさんあります。対して、ヤマハの方は消音と防水を兼ねた緩衝材が至るところに張り巡らされています。
エンジンと非常に近い場所で操船をすることになる2馬力だけに、騒音や排ガスの問題は選ぶ際に重要なファクターとなっています。